中東・シリアの上空で、ロシア軍の戦闘機がアメリカ軍の無人機に急接近する場面があった。

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戦闘機が、カメラのすぐ後ろに迫る。

戦闘機が狙っているのは、アメリカ軍の無人機だ。

5日、中東・シリアの上空。過激派組織「イスラム国」への作戦中だった、アメリカ軍の無人機3機に対し、ロシア軍の戦闘機3機が急接近した。

戦闘機は無人機の前に出ると、パラシュートが付いた、“おとりに使われる弾”を発射した。

煙をたなびかせ、無人機の行く手を邪魔したのだ。

ロシア軍の危険な行為は続く

ロシア軍による、こうした危険な行為は過去にも起きている。

2023年3月にも、アメリカ軍の無人機がロシア軍の戦闘機に妨害を受け接触し、海に墜落した。今回、再び無人機への妨害が起きた。

アメリカは、「プロ意識に欠けた危険な行為は、アメリカ軍とロシア軍の双方の安全を脅かす」と、ロシアを非難した。

さらに、翌日(6日)にも同じような妨害行為が続いていて、緊張が高まっている。

(「イット!」 7月13日放送より)

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