活発な梅雨前線の影響で12日夜、北陸で相次いで線状降水帯が発生したほか、13日朝は鳥取県で猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が出た。この先も、災害級の大雨に警戒が必要だ。
巻き込まれたのは市議会議員か?避難呼びかけ現場付近に
記録的な大雨となった富山・南砺市では、土砂崩れにより空き家1棟が倒壊、男性が行方不明となっている。警察と消防は、土砂崩れに巻き込まれた可能性があるとみて捜索を行っている。

男性が巻き込まれたと見られている倒壊した空き家では、13日午前11時半過ぎ、瓦礫を取り除く作業が行われていた。

行方が分からなくなっているのは、近くに住む南砺市高窪の南砺市議会議員・赤池伸彦(65)さん。

赤池さんは川が氾濫する恐れがあると住民に避難を呼びかけるため、深夜1時半ごろから地域を回っていた。倒壊した空き家のあたりにいたというが、その後、連絡がとれなくなったという。

倒壊した家の周辺からは、赤池さんの携帯電話の反応があったということで、警察と消防は空き家を中心に捜索を続けている。
午後も“ゲリラ豪雨”発生しやすい状態、引き続き注意を
13日も広い範囲で大気の状態が不安定になっていて、午後も局地的に、雷を伴った激しい雨が降る“ゲリラ豪雨”が発生しやすい状態になっている。

13日は午後も発雷確率が高くなるため、注意が必要だ。

冷たい風が吹いたり、明るかった空が急に暗くなった時は、突風や竜巻が発生する可能性がある。頑丈な建物に避難するなどして、安全を確保してほしい。
(「Live News days」7月13日放送より)
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