2021年に熱海市で起きた土石流災害。その被災地で、立ち入り禁止となっている住宅で“空き巣”が相次いでいる。

土石流被災地で卑劣な行為

2021年7月、静岡県熱海市で起きた土石流災害。

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28人が死亡し、今も124世帯が避難生活を続けている。

そんな中、追い打ちをかけるような事態が発生。
被災地で“空き巣”が相次いでいるのだ。

被害に遭ったのは、土石流が発生し立ち入り禁止となっている警戒区域の住宅。

窓ガラスを割って侵入され、ウイスキーや模造刀、昔のコインである古銭などがなくなったということだ。

これまでに確認された被害は、5日間で10件以上。

7月11日、現場を視察した熱海市長はこう話す。

熱海市・齊藤 栄市長:
本当に卑劣な行為。警察には必ず逮捕してほしい。

熱海市は、警察と連携し防犯カメラを増やすなどして対策を進める方針だ。


(「イット!」7月12日放送より)