名古屋市中区で中古ブランド品を扱う「ブランドオフ大須店」が2023年7月7日、リニューアルした。
インバウンドの影響か？ 大須店は前年比700%の伸び
店内には、高級バッグにジュエリーなどのアクセサリー、衣類など、リニューアルに合わせて数を増やした3000点ほどのアイテムが所狭しと並んでいる。
男性客：
前よりも珍しいものが増えたかなと感じます
高級バッグの王道・エルメスのバーキン、値段は370万円。通常は正規店で何度も買い物をしたことがある「VIP」しか購入できない貴重な品だ。
お金があれば手に入れたい高級ブランド品。この店では客に傾向があるという。
K−ブランドオフの西部優太さん：
昨年（2022年）の10月ごろから、インバウンドの需要が徐々に増えてきている状況でございまして、（大須店では）前年比で700％ほどの伸びを示しております
新型コロナの入国制限が緩和され、アジア圏からの客が徐々に増加していて、インバウンドの回復が売り上げの伸びに大きく貢献しているという。
この日店にいたのは日本で暮らしている外国人だったが、豊富な品ぞろえは好評だった。
フィリピン国籍の女性A：
他のお店では見つからない商品がいっぱい売っている
フィリピン国籍の女性B：
すごくオシャレに見える。これかわいい、赤が好きなので。だからこれも赤を選んで
さらなるインバウンドの取り込みに向け、SNSでライブ配信も実施。中国語を話せるスタッフが、中国にいるセレブやバイヤーに商品をプレゼンするライブコマースを活用し、ニーズを掘り起こしている。
5月以降、中部国際空港と中国本土を結ぶ直行便も続々と再開していて、これからの本格的なインバウンド復活に期待は膨んでいる。
（東海テレビ）
