沖縄・糸満市の小学校で、選挙の大切さを伝える授業が行われた。
この記事の画像(15枚)沖縄・糸満市。小学校の教室で、選挙で使う本物の投票箱を使って決められていたのは…。
給食のメニュー。
立候補したのは、カレー、ハヤシライス、シチューだ。
みなさん、カレーが勝つと思っていないだろうか。しかし、開票結果は、カレー6票に対し…。
シチューが9票。なんと、シチューが当選。
波乱の選挙結果には、理由があった。
投票前、一番人気はカレーだった。
しかし、選挙公報をよく見ると、材料に、えび、いか、あさりの文字があった。
シーフードカレーだったことが判明。
アレルギーや魚介類が苦手な子もいるため、情勢が一変。大逆転が起きたのだ。
これは、選挙の大切さを伝える授業。
「ちゃんと考えて投票したい」
子どもたちの感想は、このようなものだった。
参加した児童:
最初は選ばなくてもいいと思っていたが、”選ばなかったら大変なことになる”と変わった。
参加した児童:
内容を見て、ちゃんと考えて投票したい。
ちなみに、次点は8票でハヤシライス。シーフードカレーは6票で3番手だった。
(「イット!」 6月30日放送より)