北海道で突然、巨大な水柱が出現。一体何が起きたのだろうか?

大量の水が噴き出し周辺の木々が真っ白

巨大な水柱が、ごう音を立ててものすごい勢いで大量に噴き出している。

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蘭越町上空。ものすごい勢いの水柱が上がっていることがわかる。

地中から水が噴き出した影響だろうか、周辺の木々が白っぽくなっていることが確認できる。

現場は、北海道札幌市から車で2時間ほどの場所にある、蘭越町のニセコ湯本温泉の周辺。

地熱発電の施設内で大量の水が噴き出していたのだ。

水柱を目撃した人から、「山から煙みたいなものが出ている」と通報があった。

蘭越町によると、6月29日お昼過ぎに水柱を確認し、現場に職員を派遣した。

現場近くにいた人に話を聞くと…

現場近くにいた人:
びっくりしましたね。いつまでこうやってなっているのかね。この上に行くとすごいことになっています。道路が真っ白になっています。

去年も巨大な水柱が北海道に出現

北海道では、以前も似たような現象が起きていた。

2022年8月、長万部町にある神社の敷地内に突然、巨大な水柱が出現。

当時、現場近くに住む人は、「耳栓がないと寝られない状態。音が静かになってほしい。」と話していた。

吹き出した水は温泉水で、2022年8月から50日間も続いた。一時、高さ30メートル近くまで達し、周囲に騒音を出した。

水柱は、地熱発電の敷地内で噴き出したもので、施設を管理している会社は「機械での掘削中に蒸気が噴き出した。有毒なガスが出ているか調査中」としている。

これまでに、作業員がケガをしたとの情報は入っていないという。

(「イット!」6月29日放送より)