山形・村山市では、小学校の給食に今が旬のサクランボとジュンサイが登場した。子どもたちは初めての食感を楽しんでいた。

地元特産とはいえ多くの子は初めて

村山市では地域の農業や特産品の魅力を知ってもらおうと、毎年、旬のサクランボを市内の小中学校の給食で提供している。

ジュンサイの味噌汁
ジュンサイの味噌汁
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リポート:
6月21日の給食は、採れたての真っ赤なサクランボに、プルンッとした食感の村山市の特産・天然ジュンサイと、村山の初夏の味覚がたっぷりと詰まっています

21日、袖崎小学校では朝収穫されたばかりの村山市・戸沢産の佐藤錦に加えて、市内の大谷地沼で摘み取った天然ジュンサイの味噌汁が提供された。

村山市農林課・高林哲さん:
ジュンサイ食べたことある子? 食べたことがない子が多いと思うので「こんな食感なんだ」「こんな味なんだ」というのを感じながら食べてほしいと思います

地元の特産とはいえ、多くの子どもがジュンサイを食べるのは初めて。「つかみづらい」と食べるのに苦労しながらも、子どもたちは初めての食感を楽しんでいた。

袖崎小3年・米山咲花さん:
ジュンサイのヌルヌルと、サクランボの甘いところがおいしかった

袖崎小6年・森蒔幸さん:
ジュンサイは知っていたけど、食べたことがなかったからきょう食べられて良かった。ヌルヌル、なめこみたいな感じの食感だった

袖崎小6年・能登勇丞くん:
シャリシャリしていて苦い味だと思っていたが、プルプルしていてすごく食べやすくておいしい。地元にこういうおいしいものがあるならもっと食べてみたい

村山市では今後、市内の児童・生徒が箱舟に乗ってジュンサイを収穫する体験学習も計画している。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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