6月7日夜、札幌・西区西野の公園でクマが目撃された。札幌市では連日クマの目撃が相次いでいて、警戒が強まっている。
市街地に近く…10頭以上生息か
福岡 百 記者:
住宅のすぐ近くのこちらの公園でクマが目撃されました。砂場にはクマの足跡がはっきりと残っています
子どもたちが遊ぶ砂場に残されたクマの足跡…
6月7日午後11時すぎ、札幌・西区西野の公園でクマが目撃された。
この地区では5月22日にもクマが目撃されたばかりだ。
付近に小学校などがあるため、警察が登下校の時間にパトロールをして警戒している。
近くに住む人:
孫が来たときはよく遊んでいた。ちょっと心配ですよね
――きょうのお散歩は?
近くに住む人:
天気良いけど(散歩に)行くの怖いなと思って家にいました
クマの生態に詳しい専門家は…
道総研エネルギー・環境・地質研究所自然環境部 釣賀 一二三 部長:
2022年3月には三角山で事故があった。生息、出産しているのは間違いない
札幌市によると、藻岩山など市街地の近くにクマが10頭以上生息しているとみられている。
そんななか、6月13日夕方、札幌市西区の公園で遊んでいた小学生が体長約1.5メートルのクマを目撃。

翌日、近くの小学校では保護者に付き添われながら児童が登校した。
住民の不安を受け、札幌市は公園や付近の山道の一部を閉鎖。

北海道も6月15日、札幌市西区の一部と、同じくクマの出没が続いている小樽市の一部エリアに「ヒグマ注意報」を発出。地域住民に注意を呼び掛けている。
(北海道文化放送)