「校内相撲大会」を伝統行事にしている山形・酒田市の新堀小学校で5月29日、子どもたちが土俵の「俵づくり」に挑戦した。4年ぶりに土俵での行事が復活する。

土俵では4年ぶり 伝統の相撲大会復活

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酒田市の新堀小学校で行われた土俵の「俵づくり」には、小学5年生・小学6年生合わせて21人のほか、地域に住む高齢者などが指導役として参加した。

あらかじめ編んでおいたわらを俵状に
あらかじめ編んでおいたわらを俵状に
 

手ほどきを受けた子どもたちは、あらかじめ編んでおいたわらを細長い俵状にして固定。

赤土を4kgずつ詰めて…
赤土を4kgずつ詰めて…

その中に乾いた赤土を4kgずつ詰めて、長さ60cm・直径10cmほどの俵を作っていった。

新堀小学校は、伝統行事として校庭の土俵で相撲大会を行ってきたが、新型コロナの影響から、ここ3年は中止や体育館での実施が続き、2023年は4年ぶりに土俵での行事が復活する。

児童(女の子):
縄を結ぶところが難しかった

児童(男の子):
みんなが楽しく相撲できる土俵にしたい

指導した阿部興治さん:
子どもたちは老人よりも筋が良い。いろいろな物作りの知識を得て成長してほしい

6月3日には、子どもたちが作った俵で土俵の組み上げが行われ、16日には代表の児童が自然の恵みに感謝して「土俵入り」を披露するという。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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