観光客の増加を目指す取り組みとして、山形県米沢市の観光施設「上杉城史苑」で地元ゆかりの戦国武将をイメージしたオリジナルビールの販売が始まり、一時品切れになるなど話題となっている。

4種類の味わい…一時売り切れも

「YONEZAWA SAMURAI BEER(よねざわサムライビール)」は、米沢市の観光施設・上杉城史苑が地元ゆかりの武将をテーマに、市内の企業と協力して完成させた。

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商品は4種類で、上杉謙信をはじめ、米沢藩初代藩主の上杉景勝、景勝の重臣である直江兼続、兼続と親交が深かった前田慶次の4人がボトルにデザインされている。

味にもこだわっている。上杉謙信は香り・のどごし・苦味などバランスが取れた味わい。
天下の傾奇者・前田慶次は、しっかりとした苦味が特徴。

4月29日に販売を始め、上杉まつりの期間中には「謙信ビール」が一時売り切れになるほどの人気となった。

6月4日には前田慶次の供養祭が控えていて、全国・海外からやってくる歴史ファンにさらに注目されそうだ。

上杉コーポレーション・営業企画部 渡邉直彦部長:
インバウンドの皆さんには、「サムライ」がひとつのキーワードになっている。国内観光・インバウンドのお客さま、両方に喜んでもらえる商品でありたい

よねざわサムライビールは1本935円(税込み)、店舗のほか、お取り寄せすることも可能。

(さくらんぼテレビ)

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