酒田市の宿泊施設で食事をした人が吐き気や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、保健所はノロウイルスによる食中毒として、宿泊施設を3日間の営業停止処分とした。
食中毒が発生したのは、酒田市の宿泊施設「眺望の宿 観音湯」。
県によると、3月9日にこの宿で食事をした人が、「吐き気や嘔吐などの食中毒の症状を訴えている」と医療機関から庄内保健所に連絡があった。
これまでのところ下痢や倦怠(けんたい)感も含めた食中度の症状を訴えているのは、3月6日~8日に食事をした4グループの小学生から70代の21人。
このうち10人が医療機関を受診し、1人が入院しているが重症者はいない。
患者7人と宿の従業員1人の便を調べたところ、全員からノロウイルスが検出されたことから、ノロウイルスによる食中毒と断定された。
庄内保健所は、「眺望の宿 観音湯」に対し11日~13日までの3日間営業停止を命じている。
宿では、宴会料理として鶏肉の鍋物や刺身・ローストビーフなどを提供していた。
県はノロウイルスによる食中毒を防止するため、まな板や包丁などの洗浄・消毒、食品を中心まで十分加熱すること、嘔吐や下痢の症状がある時に調理しないことなどを呼びかけている。