山形・鶴岡市藤島地区では、地区内に植えられているフジの花が見ごろを迎え、爽やかな甘い香りとともに訪れた人を楽しませている。
例年より10日早い咲き始め
鶴岡市の藤島体育館周辺には、約60本のフジの木があり、今は「野田藤」や「薄紅藤」といった品種が見ごろを迎えている。

フジは旧藤島町時代の町の花で、地区内のあちらこちらに植えられていて、2023年は例年より10日ほど早く、4月下旬に咲き始めた。

風に揺れるフジの花は、近くを通ると爽やかな香りが漂い、10日は青空のもと散策に訪れた人が香りを楽しんだり、上品に咲いた花々を写真に収めたりしていた。

酒田市から訪れた人:
去年も来た。きれい

天童市から訪れた人:
テレビでやっているのを見て、来てみたいなと思って来た。甘い香り、良い香りがする
5月20日ごろまでが見ごろ

体育館の近く、藤島歴史公園「Hisu花(ひすか)」にある名物の大藤棚でも、花穂が長い「九尺藤」が咲き誇っていて、12日ごろには一番の見ごろを迎える見込み。
市によると、最も開花が遅いフジの花は、5月20日ごろまで楽しめるという。
(さくらんぼテレビ)