50年前に開園した岐阜県養老町の遊園地「養老ランド」が、「昭和レトロ」な雰囲気を味わえると若い人の注目を集めている。

昭和レトロがてんこ盛り…逆に“エモい”と若者が注目

1973年に開園した養老ランドは、今も当時の面影が色濃く残っていて、レトロな昭和の雰囲気が“エモい”と、若い人を中心にSNSで注目されている。

この記事の画像(9枚)

観覧車やブランコ、メリーゴーラウンドなど、乗り物はレトロ感たっぷり。

養老ランドが若い人に注目されるきっかけになったのが、ゲームコーナーにある「プリクラ」だ。

職員の男性:
28年前からあるんです

1995年に登場したプリクラ。養老ランドにある機械は、まだプリクラが本格的なブームになる前の「プリント倶楽部」と正式名で呼ばれていた頃から存在している、希少な“レトロプリクラ”だ。

最近の機械と違って、加工はできないが「盛れない」が逆に新鮮と、若い人が撮りにやってくるという。

養老ランドでは、景色も楽しめる。

職員の男性:
観覧車から見える景色がおすすめです。珍しい観覧車で、窓がないんですよ

養老ランドの観覧車は1962年に造られていて、東海地方の現役観覧車の中では最も古いともいわれている。

窓越しでなく、素通しの景色が広がる。

観覧車の頂上付近からは、天気が良いと御嶽山や乗鞍岳も見ることができる。

2023年2月7日放送

(東海テレビ)

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。