今年は特に“5月病”に注意が必要という。
その理由について、宮司アナウンサーと共に見ていく。

GW開けの五月病…今年はなぜ特に注意が必要か?

宮司アナウンサー:
最大9連休とも言われるゴールデンウィークが終わり、8日から再び学校や会社へ…

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リフレッシュしたはずなのに、やる気が出ないという“5月病”について、今年は特に危険、要注意だそうです!
なぜ、今年は要注意なのか、詳しく見ていきます

5月病に詳しい、早稲田大学の西多昌規教授によると…
新年度から学校や仕事先で対面機会が増加、自分や周りでマスクなしが増加、ずっとなかった飲み会が復活…結果として、4月頃から緊張・ストレスが蓄積しやすかった。
無意識、無自覚の方もいらっしゃるかもしれないが、そうした疲れ気味だった上に、ゴールデンウィークで、3年ぶりにリアルイベントへ。久々にバーベキュー、家族や友達と会うなど、コロナ禍よりもアクティブに動いた人も多い

西多教授によると、「準備運動なしでいきなりマラソンをする」ようなものだということです。
こうした、春からたまった疲れやストレスが、5月病として体や心の不調となって現れるそうです。「連休明けから梅雨入り」くらいまで、警戒が必要ということです。
では、どう対応したら良いのか、対策も聞きました。

予定を詰め込みすぎず、活動をセーブすること。
コロナ禍前のペースで約束を入れるのではなく、まずは他人からの誘いは7割くらいの予定で始めるのがオススメ。特に、リモートワークが多かった人ほど、環境の変化によって疲れやすいので注意してください。

また8日からコロナの分類が2類から5類へと変わりましたが、今後はさらに行動機会が増えるので、より注意が必要です。
連休中に生活のリズムが崩れてしまった方もいらっしゃると思います。ご自身はもちろん、家族や周りの方々の体調にも気を使ってあげられるといいのかもしれません。

(「イット!」5月8日放送分より)