クリミア半島にあるロシアの石油備蓄タンクが炎上。これは、ウクライナの大規模反撃の布石と見られている。

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ゼレンスキー大統領:
重要な戦いがまもなく始まる!

プリゴジン氏:
第3次世界大戦は近い。

今、ウクライナ情勢が大きく動いている。

消防隊のすぐ後ろで炎が燃え上がっている
消防隊のすぐ後ろで炎が燃え上がっている

炎が消防隊のすぐ後ろで燃え上がり、夕方の空を赤と黒に染めている。

燃え上がる石油の備蓄タンク
燃え上がる石油の備蓄タンク

場所は、ロシアが一方的に併合した、ウクライナ南部のクリミア半島。

燃えているのは石油の備蓄タンクだ。

このタンクには、ロシアが誇る黒海艦隊の燃料が貯蔵されていた。

ウクライナによる大規模な反撃の布石と見られている。

冬が明けて、ウクライナ側が着々と反撃の準備を進めている中、ロシア側の足並みはそろっていない。

このままでは激戦地バフムトを放棄する

戦闘の最前線にいる民間の軍事会社「ワグネル」のトップで、プーチン大統領の側近でもあるプリゴジン氏は、こう話す。

プリゴジン氏:
もう、ワグネルの存在は消えようとしている。特別軍事作戦は終わりにしたほうがいい。

ワグネルとロシア軍は、弾薬の供給をめぐって対立した。

プリゴジン氏は、“このままでは激戦地バフムトを放棄する”とも述べている。

ウクライナの大規模反撃は、2週間以内に始まるとの見方もある。終わりの始まりが近づいているのだろうか。

(「イット!」 5月1日放送より)