クリミア半島にあるロシアの石油備蓄タンクが炎上。これは、ウクライナの大規模反撃の布石と見られている。
この記事の画像(14枚)ゼレンスキー大統領:
重要な戦いがまもなく始まる!
プリゴジン氏:
第3次世界大戦は近い。
今、ウクライナ情勢が大きく動いている。
炎が消防隊のすぐ後ろで燃え上がり、夕方の空を赤と黒に染めている。
場所は、ロシアが一方的に併合した、ウクライナ南部のクリミア半島。
燃えているのは石油の備蓄タンクだ。
このタンクには、ロシアが誇る黒海艦隊の燃料が貯蔵されていた。
ウクライナによる大規模な反撃の布石と見られている。
冬が明けて、ウクライナ側が着々と反撃の準備を進めている中、ロシア側の足並みはそろっていない。
このままでは激戦地バフムトを放棄する
戦闘の最前線にいる民間の軍事会社「ワグネル」のトップで、プーチン大統領の側近でもあるプリゴジン氏は、こう話す。
プリゴジン氏:
もう、ワグネルの存在は消えようとしている。特別軍事作戦は終わりにしたほうがいい。
ワグネルとロシア軍は、弾薬の供給をめぐって対立した。
プリゴジン氏は、“このままでは激戦地バフムトを放棄する”とも述べている。
ウクライナの大規模反撃は、2週間以内に始まるとの見方もある。終わりの始まりが近づいているのだろうか。
(「イット!」 5月1日放送より)