春になるとカラスの巣作りが盛んになる。この巣が原因となる停電も増えてくることから、東北電力は「電柱に巣を見つけた際は連絡してほしい」と呼びかけている。

停電の原因となる「カラスの巣」

作業員:
作業開始、了解

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東北電力は27日、電柱に作られたカラスの巣を撤去する作業を公開した。作業員は高さ13.5メートルにある巣を、専用の道具を使って取り除いていった。

3月から5月にかけてはカラスが盛んに巣作りをする時期で、材料の木の枝や針金製のハンガーなどが電線や電柱の設備に触れると、漏電による停電につながる。

リポーター:
カラスの巣は至るところから枝が飛び出ていて、電線に触れると危険なことがわかります

「見つけた際は連絡を」

カラスの巣が原因となった停電は、県内でこの春すでに14件起きていて、26日も東根市など3つの市で発生した。東北電力では年に3,000個以上巣を撤去しているが、それでも手が回りきらないという。

東北電力ネットワーク・阿部秀輝さん:
われわれも日々、営巣のパトロールを行っているが、カラスの営巣を電柱に見つけた際には、東北電力ネットワークのコールセンターに連絡してほしい

連絡する際は、電柱に書いてある電柱番号を伝えると場所を特定しやすいという。

【発見時の連絡先】
東北電力ネットワークコールセンター:0120-175-366

(さくらんぼテレビ)

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