和歌山市で、岸田首相が爆発物を投げつけられた事件で、逮捕された男の自宅から、粉末や金属製のパイプのようなものが見つかったことが分かった。
この記事の画像(12枚)17日朝、和歌山地検に身柄を送られた、無職・木村隆二容疑者(24)。まっすぐ前を向き、表情を変えることはなかった。
木村容疑者は15日、選挙の応援演説に訪れた岸田首相に爆発物を投げ込み、演説を妨害した疑いが持たれている。
調べに対し、木村容疑者は黙秘を続けている。
爆発物は手製のものとみられる。
捜査関係者によると、木村容疑者は犯行時にライターを手に持っていて、爆発物を着火してから投げたとみられることも新たに分かった。
また、木村容疑者の自宅からは、金属製のパイプのようなものや粉末が見つかっていて、警察は火薬の可能性もあるとみて調べている。
木村容疑者の家族は「定職に就いておらず、家に閉じこもる生活が続いていた。なぜこのような事件を起こしたのか分からない」などと話しているという。
警察は、犯行の動機などを詳しく調べている。
(「Live News days」4月17日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)