厚生労働省は、東京都などで、ウイルス感染症「サル痘」の感染者が、新たに10人確認されたと発表した。これで、去年夏以降、国内で確認されたサル痘の感染者は、累計で100人を超えた。今年に入り急増しているという。
きょう新たに、感染が報告されたのは、東京都、神奈川県、千葉県、兵庫県に住む20代~40代の男性10人。いずれも、患者の状態は安定しているという。
国内では、去年7月25日に初めて感染者を確認。去年は、合わせて8人だったが、今年に入ってからの感染者は、きょう時点で98人にのぼり、累計で106人となった。
厚生労働省は、「発疹などのサル痘が疑われる症状があれば、医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。


