5日未明、エルサレムの礼拝所にイスラエル警察が突入し、礼拝をしていたパレスチナ人との激しい衝突が起きた。
この記事の画像(13枚)イスラエル警察は、5日未明にエルサレムで撮影した映像を公開した。
映像では無数の爆発音が聞こえる。警官の目の前で突然、いくつもの花火が爆発した。
場所は、エルサレムにあるイスラム教の礼拝所モスクだ。
今はイスラム教の断食月。モスクでは、パレスチナの人々が礼拝しながら夜を明かそうとしていた。
礼拝中のイスラム教徒:
神は偉大なり!
無数の花火が爆発した後、イスラエル警察が礼拝堂に突入した。武装した警察官が、殴り付けているように見える。
中にいたイスラム教徒:
イスラエル警察が攻撃してきた。苦しむ若者がいても誰も助けない。中にいた全員を攻撃してきた。モスクの窓はすべて壊れた。
さらにエスカレートする衝突
この礼拝堂では数十人が負傷し、400人以上が拘束された。
しかし、衝突は終わらなかった。
この日の夜にも、同じモスクでイスラエル警察と、礼拝をしていたパレスチナ人が再び衝突。
少なくとも11人が拘束された。
今回の衝突を受け、パレスチナ側はロケット弾を発射した。
イスラエル側も空爆を行い、報復の連鎖となっている。
(「イット!」4月6日放送より)