「ムツゴロウ」の愛称で親しまれた動物学者で作家の畑正憲さんが、きのう午後5時53分、心筋梗塞により亡くなったことが分かった。87歳だった。
畑さんは、東京大学を卒業後、会社勤めを経て、動物などのエッセーで作家としてデビューした。その後、北海道に移住し、動物たちと暮らす「ムツゴロウの動物王国」を設立。


1980年には、“ムツゴロウ”の名が 全国区になるフジテレビの番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」の放送がスタートし、21年もの間、世界を旅しながら多くの猛獣たちとのふれあいで人気を博した。晩年はYouTubeなどで北海道での生活を発信してきた。
関係者によると、畑さんは、2017年10月に、心筋梗塞を発症し緊急入院。手術を行い退院したものの、それから入退院を繰り返してきた。その後、自宅療養を続けてきたが、この一週間で容体が急変し、きのう病院に運ばれ、亡くなったという。
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