横浜市の中学校で刃物を持った不審者の侵入を想定した、リアルな訓練が行われた。
この記事の画像(13枚)覆面姿の男が、興奮した様子で中学校に入ってきた。
覆面姿の男:
火つけてやるからよ!
これは、横浜市の中学校で行われた訓練での一幕だ。
この訓練は“学校に刃物を持った男が侵入してきた”という想定で行われた。
“刃物男”の対応にあたるのは本物の先生たち。“刃物男”を演じているのは警察官だ。
教職員:
落ち着いてください。
犯人役:
殺してやる。みんな俺のことばかにして。ちきしょー、ちきしょー、ちきしょー!
あまりのリアルさに先生たちは戸惑いながら、さすまたで犯人に応戦。
その後、教職員4人がかりで犯人を取り押さえた。
取り押さえた“刃物男”は、駆けつけた警察官に引き渡した。
きっかけは教員が刃物で切りつけられた事件
この訓練は、実際にあった事件がきっかけで行われた。
それは、3月に埼玉県で17歳の少年が中学校に侵入し、教員の1人が刃物で切りつけられた事件だ。
これを受け、新学期を前に訓練が行われたということだ。
(「イット!」 4月5日放送より)