3月21日、新潟県津南町で開かれたのは、特産の「雪下にんじん」を掘り起こす大会。参加した人たちは、汗をかきながら、ニンジン掘りに熱中していた。

たどり着かない…ニンジン掘り競争!

晴天の津南町で、県内外から集まった20チームが目指すのは「雪下にんじん」。

津南町で開かれた「雪下にんじん掘り競争」
津南町で開かれた「雪下にんじん掘り競争」
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雪の下で冬を越すことで甘みが増し、火を加えなくてもおいしく味わえる「雪下にんじん」や豪雪地・津南の魅力を伝えようと行われているこのイベント。

30分で採れる「雪下にんじん」の総量を競うが、その姿はすぐには見えてこない。

参加者:
まだまだ…、頑張っているけれど

雪の深さは1m80cmほどあり、中にはタンクトップ姿で雪を掘り起こす人も!

子ども:
がんばれ!がんばれ!がんばれ!

会場アナウンス:
今年は、締まった雪になっています。かなり厳しい雪ですが、頑張って掘り進めてください

それぞれがチームワークを生かし掘り進めると、立派な「雪下にんじん」が姿を現してきた。

雪の下から「ニンジン」が!
雪の下から「ニンジン」が!

参加者:
いっぱいとれた

参加者:
すごく疲れる。こんなに大変だと思わなかった

参加者:
ニンジン掘りは初めてだったが、ニンジンまでたどり着けてよかった

参加賞はもちろん、カゴいっぱいに掘り起こされた「雪下にんじん」。

参加した人たちは、豪雪地・津南を全身で感じていたようだ。

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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