山形・鶴岡市の鶴岡高専の学生が作った動画が、学校の魅力を発信する「全国コンテスト」で入賞した。制作期間は2週間、学生ではなく、先生に注目した切り口が高く評価された。

これまでにない視点と切り口

リモートで授賞式に臨む高田さん(左)と五十嵐さん(右)
リモートで授賞式に臨む高田さん(左)と五十嵐さん(右)
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学校では3月15日、今回の動画制作で企画や編集などを担当した3年生の五十嵐まいさんと、制作を手伝った高田遥菜さんが、リモートで受賞式に臨んだ。(※高田遥菜さんの「高」はハシゴダカ)

入賞した作品「先生、答えてください.」
入賞した作品「先生、答えてください.」

もう1人の友人を含め、3人で制作した「先生、答えてください.」は、有名企業の動画をモチーフに、18の質問に率直に答える先生の様子を5分弱にまとめている。

動画は、この冬に高校生を対象に行われた「YouTube甲子園」で、学校の魅力を発信する企画動画部門で、全国113本の応募の中から入賞を果たした。

賞状を見つめる高田さんと五十嵐さん
賞状を見つめる高田さんと五十嵐さん

撮影も編集もスマートフォンで行い、1月下旬に2週間ほどで作り上げたというが、先生に注目したこれまでにはない視点と切り口が高く評価された。

YouTube甲子園 事務局・宮本駿介さん:
先生のリアルがしっかり表現できているうえ、ストーリー仕立てになっていて、見ている人の心を動かす作品なので、入賞をお渡しした

鶴岡高専 情報コース3年・五十嵐まいさん:
(高専は)先生との距離が近く、そこを伝えたかったのと、知りたいことを知れて、質問で
きる環境を強く伝えたかった

鶴岡高専 情報コース3年・高田遥菜さん:
学校の人にも学校外の人にも動画を見てもらえたらと。(受賞を)うれしく思う

動画は「YouTube甲子園」の公式チャンネルで見ることができ、学校では今後、広報用の動画としても活用したいと話している。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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