サッカーJ2モンテディオ山形の選手たちが、3月19日に迎えるホーム開幕戦を前に山形・米沢市の上杉神社で必勝を祈願した。そしてホームスタジアムがある天童市では、職員がモンテブルーのTシャツ着て業務に当たるなど、市を挙げた応援に取り組んでいる。
謙信公からパワー授かり勝利誓う
クラブ初の開幕2連勝の後に2連敗し、3月19日のホーム開幕戦に臨むモンテディオの選手たちが訪れた上杉神社は、生涯負け戦がなく「軍神」と恐れられた戦国武将・上杉謙信公を祭った勝利を願うにはうってつけの場所だ。

今回の米沢市での必勝祈願は、より多くの県民にモンテディオに親しんでもらおうと初めて企画されたもので、チームを代表して訪れた山田拓巳選手と南秀仁選手がホーム開幕戦勝利を誓った。

モンテディオ山形・山田拓巳選手:
今年こそJ1昇格します!
モンテディオ山形・南秀仁選手:
絶対にJ2優勝します!
謙信公から力を授かった選手たちは、駆け付けたサポーターとともに威勢の良い勝どきを上げ、士気を高めていた。

モンテディオ山形・南秀仁選手:
(上杉神社は)すごくパワーをもらえそうな雰囲気があって好き
モンテディオ山形・山田拓巳選手:
今年こそ、自分たちが結果で返すしかないという強い思いになった。勝ちます! 頑張ります!
「今年こそJ1昇格を」市を挙げて応援
そして勝利に欠かせないのが、サポーターの後押しだ。

ホームスタジアムがある天童市では、市を挙げてモンテディオを応援しようと、11年前から、ホーム戦前に市の職員がチームのTシャツを着て業務に当たっている。

職員たちは3月19日のホーム開幕戦の盛り上がりと勝利を願って、3月13日からモンテブルーのTシャツやユニホームを身に着け、窓口業務などに当たっている。また、市役所の入り口には担当アンバサダーの加藤大樹選手と田中渉選手のポスターが貼られ、迫るホーム開幕戦をアピールしていた。

天童市 文化スポーツ課・土屋洸樹主査:
市職員全体で応援していこうと一致団結している。ホーム開幕を期に、天童市全体が盛り上がり、J1昇格を今年こそ達成してほしい
天童市ではシーズン終了まで、ホームゲーム前に職員がTシャツを着て応援していく。モンテディオはホーム開幕戦で町田ゼルビアと対戦する。
(さくらんぼテレビ)