庄内地方で収穫した米や野菜を使ったメニューを山形・鶴岡市のフリースクールに通う子どもたちが開発した。試食会では「山形を代表する商品になるのでは」という声も聞かれた2つのメニューは、3月13日から市内のホテルで朝食として提供される。
半年かけて開発された2つのメニュー
鶴岡市にあるフリースクール「SORAI SCHOOL」に通う小学2年から6年までの子どもたち8人が開発したのは、つや姫を使った米粉のパンとニンジンやカブなど野菜の甘みを生かした春色のスープだ。

スクールでの農業や調理の体験を通して食べてもらう喜びを知り、約半年をかけて2つのメニューを開発した。

こだわりは材料に庄内地方で収穫した米や野菜を使っていることで、スープはブイヨンスープの素を入れ何回も味見をし、味を調整したり、具を大きくしたり小さくしたりと工夫を凝らしたという。
期間限定でホテルの朝食メニューに

この日は、メニュー開発に協力した農家や関係者が、試食会でその味を確かめていた。
試食した人:
(パンは)本当にもっちりしていた。山形を代表する商品になるのではと、おいしかったので、そう思った

子どもたち:
おいしいとか柔らかいとかもちもちとか、いろいろなことを言ってくれてうれしかった。食べ方は自由で、いろいろな食べ方を生み出してほしい

子どもたちのこだわりが詰まった2つのメニューは、鶴岡市のホテル「ショウナイホテルスイデンテラス」の朝食として、3月13日から26日まで提供される。
(さくらんぼテレビ)
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