山形・舟形町の最上小国川ではサケの稚魚の放流が行われていて、3月6日に地元の園児が手伝った。

サケの成長を願い…

2月から始まった放流作業。手伝ったのは、地元の舟形ほほえみ保育園の園児たちだ。

「大きくなってね」のかけ声とともにサケの稚魚を放流
「大きくなってね」のかけ声とともにサケの稚魚を放流
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川への愛着を深め、水産資源を守ることの大切さを学んでもらおうと小国川漁協が毎年企画している。

「大きくなってね~」「帰ってこいよ!」と声をかけながら、子どもたちは6cmほどに成長した稚魚5万匹を川につながる水路に放した。

夏はアユ釣りで賑わう最上小国川だが、秋は70cmを超えるサケが群れを成して帰ってくる。漁協では毎年、人工ふ化した約50万匹の稚魚を放流しているが、3年後、海からの長旅を終え川に帰ってくるのは、1パーセントにも満たない5,000匹程度だ。

園児:
川が汚れるとサケが小さくなりそう

園児:
川をきれいにして大きくなってほしい

園児:
外敵から守る!

最上小国川では、5月に入るとアユの稚魚の放流も始まる。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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