北海道は果物狩りのシーズン。

今回は札幌から車で約1時間の仁木町へドライブ。

果物狩りでさくらんぼの食べ比べ、名物お父さんがふるまう絶品グルメと知る人ぞ知る絶景スポットで北海道の夏を満喫した。

ビュッフェで旬の料理を堪能

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最初に訪ねたのは「農村公園フルーツパークにき」。

ローラー式のジャンボ滑り台はなんと、全長153m!

子どもはもちろん、大人も大興奮の滑り台!

敷地内にはキャンプサイトやコテージも完備され、手ぶらでバーベキューが楽しめたり、果樹が展示される温室や子どもたちが遊べるアミューズメントスペース、地域の農産物を買える販売所などがある。

オープンテラスがあるカフェでは、地元野菜をふんだんに使った料理やスイーツなど合わせて40種類以上のメニューが大人1950円で食べ放題。

仁木町のトマトを使った人気メニュー「仁木町完熟トマトカレー」は、トマトの酸味がカレーにマッチしてとっても食べやすい。

スルスルいけちゃうカレーだ。

ヤンニョムチキンやデミグラスソースハンバーグ、まるごと焼いたタマネギなど、魅力的なメニューがたくさん!

名物大将の絶品料理を堪能

続いて、山道をどんどん進んだ先に見えたお店が、季節料理「こぶし」。

もともと札幌市の琴似にあったお店が8年前に仁木町に移転。

料理人歴50年以上のご主人は町の有名人。

町の皆さんから板さんと呼ばれ親しまれていて、なんとYouTuberという一面も。

登録者は8万人を超えているんだとか。

”板さん”は2つYouTubeチャンネルを持つほどの人気者。

料理人としての腕前とキャラのよさで一躍有名になり、「板さんの料理を一度食べたい」と全国からお客さんが集まってくるのだそう。

天ぷらそばは、のど越し最高!

天ぷらのエビはサクサク、ぷりっぷりでめちゃくちゃおいしい!

天丼は具材が山盛りでご飯が見えないほど!

旬の野菜を中心にたっぷりの天ぷら。

シメジや水菜などいろいろなものを入れてかき揚げに。

大きなエビとキス、サツマイモ、カボチャ、ナス、インゲンなど本当に盛りだくさんだ。

キスの天ぷらは衣が軽くてジューシーでふっくら。

甘めのタレでご飯が進む。

そして、お店の周りにはたくさんの紫陽花が。

常連さんの力を借りて、25~26年かけてコツコツ植えて今では3000株くらいになったのだそう。

ステキな写真が撮れそう!

果物狩りにレッツゴー!

続いては果物狩りに。

仁木町には果物狩りができる農園が20軒以上ある。

今回は北海道最大のさくらんぼ農園「さくらんぼ山観光農園」を訪ねた。

広さはなんと東京ドーム約4個分!

果物狩りはもちろん、旬の味覚を安く買えるのもうれしい!

こちらは「紅秀峰」。

佐藤錦と同じように実がしっかりしていて酸味が少ないのが特徴だ。

他にも甘みと酸味の調和がいい「大将錦」など20種類ほどがあるという。

8月の後半にはさくらんぼは終わり、ぶどうやプルーン、プラムなどに移り変わっていく頃。

9月に入るとシャインマスカットが始まるんだそう。

もちろんシャインマスカットも食べ放題!

旬の果物狩りフルコースは大人1500円。

なんと時間は無制限!

仁木町限定スイーツも

どうしてもさくらんぼを楽しみたいという方には「きのこ王国」がオススメ。

「きのこ王国 仁木店」には北海道の特産品が1000種類以上。

仁木町ならではのお土産や野菜の直売所、レストランなどがあって、さくらんぼを使ったスイーツを味わうこともできる。

さくらんぼソースソフトクリームには、果肉が柔らかめで糖度が高く、適度に酸味もあり濃厚な味わいの「水門」という品種を使ったソースがたっぷり。

果肉がゴロッと入っていて、甘さがソフトクリームとよく合う!

1年を通して味わうことができるスイーツだ。

北海道文化放送
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