立憲民主党の岡田幹事長が19日に行われた党大会で、「働く人々を代表する政党は一つで十分」と発言したことに対し、国民民主党の榛葉幹事長は24日、「国民民主党がいらないという意味に取れる。非常に残念だ」とした上で「口は禍のもとだ」と批判した。

岡田幹事長はこれまでも度々、国民民主党に合流を呼びかけており、立憲民主党の党大会でも「政権交代可能な政治を作り出す。それが出来るのは立憲民主党だけ」と強調した上で、「働く人々を代表する政党は一つで十分ではないか」と発言した。

この発言について、国民民主党の榛葉幹事長は24日の会見で、「大野党の第一党の大幹事長らしからぬ発言。口は禍のもとだ」と不快感をあらわにした。
加えて「国民民主党いらないという意味に取れる。非常に残念。あまりにも寂しい発言だ」と述べた。
両党は旧民主党の流れをくんでいて、ともに連合の支援を受けている。