日本維新の会の馬場代表は13日、4月に予定されている統一地方選挙について「党の存続をかけている」と述べ、現状の1.5倍の議員数との目標の達成に向けた強い姿勢を示した。
馬場代表は、東京都内での講演で、統一地方選について、「党の存続をかけている選挙だ」と述べた。
維新は、党所属の地方議員を統一地方選挙で現状の1.5倍の600人以上に増やす目標を掲げていて、馬場代表は「政権政党へのプロセスの中で非常に重要」と述べた。
また、馬場代表は、党の重点政策を更新した「日本大改革プラン2.0」を作成していると明かし、この中で、維新が主張している「ベーシックインカム」の導入に向け、財源を巡る考え方をまとめる意向を表明した。
「ベーシックインカム」は、最低所得保障として、一律に給付を行う仕組みだが、馬場代表は、「これを導入してエンジンとして使うことで、税と社会保障と働き方改革をパッケージでやっていけると確信している」と強調。
そして、「100兆円が要るといわれているベーシックインカムの財源をどうしていくか、近日中に取りまとめて報告したい」と述べた。