10日朝、滋賀県草津市の琵琶湖博物館で「ビワコオオナマズ」を展示している大型の水槽が壊れているのが見つかり職員が原因を調べている。
日本最大級ナマズ展示 大型水槽が破損
琵琶湖博物館によると10日午前8時ごろ、体長およそ1メートルほどのビワコオオナマズ1匹を展示する大型の水槽が壊れているのを職員が見つけた。

ビワコオオナマズは午後2時過ぎに壊れた水槽の中から見つかり、別の水槽で飼育されています。
琵琶湖博物館によると、ビワコオオナマズは琵琶湖や淀川水系に生息する固有種で、日本最大級のナマズ。 大きいものだと1.2メートルから1.4メートルになるということです。

館内では、およそ100トンの水が漏れ出したため、周辺の展示室は水浸しとなり、琵琶湖博物館は一部のエリアを封鎖した。

水槽は厚さ4センチのアクリル板で出来ているということで、琵琶湖博物館は老朽化などの可能性も含めて原因を調査している。
(関西テレビ「報道ランナー」2月10日放送)