子育ても仕事も頑張りながら働く、ママさんたちのリアルな一日をのぞくと、限られた時間で家事・育児をこなす究極の時短ワザの連続だ。北海道内で暮らす働くママの一日を追いかける。

今回の主役は蘭越町に住む、アメリカ人のローラさん(38)。

長男は11歳、末っ子はまだ1歳。

なんと7人の子どもを育てるパワフルママだ。

主に大玉トマトを栽培している農家「ひとつファーム」を夫婦で営んでいる。

朝5時に起きて、まずは野菜の収穫作業から一日がスタート。

アメリカンスタイルの時短ワザ連発!朝食はマフィン

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とれたてのズッキーニを使って作るのは、ローラさんがアメリカに住んでいた頃の朝食の定番「ズッキーニマフィン」。

野菜嫌いな子どもたちも、これなら進んで食べてくれるのだそう。

オーブンで焼きっぱなしで、その間に他の家事をこなす。

ベストバイ!電気圧力鍋で“ほったらかし調理”

農作業へ戻る前に夕食の下準備。

8種類の採れたて野菜でカレーライスを作る。

お肉は切らなくて済むように、ひき肉を使うことで時短。

そしてローラさんの秘密兵器が登場!アメリカ発の電気圧力鍋「インスタントポット」。

アメリカAmazonの「欲しいものリスト」No.1にも選ばれた製品で、煮込む・炒める・蒸す・低温調理など、1台7役で使えて超便利。

インスタントポットで作った「時短 野菜たっぷりカレー」。

おいしそう!

家族が一緒に居られるように  新規就農の道へ

アメリカ・インディアナ州で生まれ育ったローラさん。

北海道に来たのは17年前。

札幌で英会話教室の先生として働き始めた。

そこで生徒だった夫・けいすけさんと出会い、結婚。

4人の子どもに恵まれるが、待っていたのは孤独な子育て…。

当時会社員だった夫は帰宅が遅く、ワンオペでの家事・育児はかなり大変だったそう。

そんな家族の状況に、夫は農家への転職を決意。

7年前、新規就農の募集があった蘭越町に札幌から移り住んできた。

一年で一番忙しい野菜の収穫シーズンは、家族の協力があって何とかこなしているそう。

大変だけど、大好きな蘭越町で子育てができて幸せだという。

7人の子どもたちも楽しそうに農作業のお手伝いをしていた。

自然栽培で手間ひまかけて育てた愛情たっぷりの野菜たち。

たくさんの人に食べてほしいと話していた。

北海道文化放送
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