新たな区割りで行われる次の衆院選。2023年の解散総選挙の可能性も指摘される中、新潟・新1区では着々と準備を進める野党に対し、自民党は候補者選びに懸念を抱えている。

次期衆院選へ動き加速する野党

1月15日、新潟市中央区の街頭で声をあげていたのは、立憲民主党の西村智奈美衆院議員。

立憲民主党 西村智奈美 衆院議員:
今年こそは、政治の流れを変えたい。そう決意をしている

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前回、衆院選で旧1区から出馬し、当選した西村さんは、2022年末に次期衆院選で新1区の公認候補予定者となる支部長に就任し、年明け早々活動を加速させている。

立憲民主党 西村智奈美 衆院議員:
政治の停滞で、国民の生活が色んな困難に直面している。やっぱり、政治を変えるしかない

そして、同じく野党として新1区での出馬を表明しているのが、日本維新の会の石崎徹元衆院議員。

日本維新の会 石崎徹 元衆院議員:
日本を…新潟を変える大チャンス

2022年末に新1区の支部長に就任し、1月13日には党本部の馬場代表が駆けつける中、マイクを握っていた。

日本維新の会 石崎徹 元衆院議員:
馬場代表がわざわざ来られて、色々あったけれども、再チャレンジの機会を与えられ、「国政の場で頑張ってくれ」と激励をいただいた。負託に応えたい

自民党の候補者調整 一本化は難しく…

動きを加速させる野党に対し、思うように動き出せていないのが自民党だ。1月14日に開かれたのは旧新潟市、つまり旧1区をエリアとする自民党新潟支部の会議。

自民党 新潟支部長 塚田一郎 衆院議員:
新1区で次の衆院選に立候補したい旨、慎重な審議をいただきたい

新1区の支部長として、誰を推薦するかが議題となった。

自民党からは、新潟支部長を務め、前回、旧1区で出馬し、比例復活した塚田一郎衆院議員のほか、新潟市江南区選出の佐藤純県議が名乗りをあげているが、冒頭以外非公開で開かれた会議では…

自民党 新潟支部 皆川英二 幹事長:
塚田一郎支部長、推薦で決定した。全員を見ていたが、全員拍手していた

新1区支部長として、塚田さんを推薦することを決定。満場一致で決まったというが…

自民党 高橋直揮 県議:
決め方が拙速ではないかと、拍手をしなかった人もいたと思う。必ずしこりが残る

自民党 高橋直揮 県議
自民党 高橋直揮 県議

新潟市西区や北区など新1区から外れる地域も含み、次の選挙には関わらないメンバーも多い新潟支部として推薦を決めたことに対し、拙速との声も漏れる。

さらに、新たに1区に含まれる江南区の亀田・横越支部は「新潟支部の進め方に疑問がある」として反発するかのように、地元選出の佐藤県議の推薦を決定。

県連は佐渡市内の支部にも意向調査を行うことにしているが、一本化は難しい状況だ。

自民党 新潟支部長 塚田一郎 衆院議員:
新1区は、中央区・東区の人口構成が大きい地域。その意味で中央区・東区としての推薦がいただけたことは、私にとって力強い。必勝に向け、頑張っていく

自民党 佐藤純 県議:
もう、党本部そして県連の判断にゆだねている。もし、そこに私が選ばれれば、全力を尽くし、頑張りたい。その意思は変わらない

果たして戦いの構図は…。新たな区割りがその行方に影響を与えている。

(NST新潟総合テレビ)