ウクライナの戦場を走る、装甲兵員輸送車。

ボロボロになった建物の近くに止まった。

車体には、赤い十字マークが。

すると、建物の中から、ケガ人が運び出された。

砲弾が飛び交う中、傷ついた兵士を収容する瞬間。

ケガ人を乗せて、荒れ果てた町の中を走っていると…。


すぐ近くで爆発があった。


“異例人事”で制服組のトップを戦場へ…
ここは今、最も激しい戦闘が行われている東部ドネツク州の街ソレダル。



プーチン大統領の側近・プリゴジン氏は、「われわれは、ソレダル全域を制圧した」という声明を出した。

ソレダルには、プリゴジン氏がトップを務める軍事会社「ワグネル」の兵士たちが、大量に動員されている。
一方、ウクライナ側は、制圧報道に反発。

ゼレンスキー大統領:
我々の部隊はソレダルを守り、ロシアに大きな損失を与えている
情報戦が繰り広げられる中、ロシア側に動きがあった。

現場の最高司令官スロビキン氏が、突然交代。
事実上、解任させられた形。

代わって、その地位に就いたのが、ゲラシモフ参謀総長。
戦況が思うようにいかないロシア。

プーチン大統領としては、制服組のトップを戦場に送る異例の人事で、軍の士気を高めようと決断したとみられている。
(「イット!」1月13日放送)