ドイツ・ベルリンにある“世界最大の水槽”が破裂し、大量の水と熱帯魚1500匹が流れ出した。
接着部分が劣化か…水槽破裂
道路に散乱したがれき。

ホテルの入り口から外に飛び出してきたものだ。

建物の壁やガラスは壊れ、元の形が分からないほどだ。

がれきに混じって、死んでしまった魚の姿もある。

16日早朝、ドイツの首都・ベルリンのホテルで、ロビーに設置された巨大な観賞用の水槽が破裂し、約1000トンもの水が流出した。

水槽は高さ16メートルで、自立式の円筒形水槽としては世界最大。

水槽の中をエレベーターに乗って鑑賞することができ、魚たちが空中を泳いでいるようだと人気だった。

水槽の中には1500匹の熱帯魚がいたが、地元当局が救い出したと発表したのは約30匹だけだった。

この事故で、ガラスの破片で2人が負傷。現地メディアによると設置から18年がたっていて、ガラスの接着部分の劣化が原因と指摘されている。
(「イット!」12月19日放送)