両陛下 モンゴル大統領夫妻とご面会
天皇皇后両陛下は11月30日、来日したモンゴルのフレルスフ大統領夫妻を御所に招き、面会されました。
懇談で日本とモンゴルが外交関係樹立50周年を迎えたことに触れられた陛下。
「今回の大統領夫妻の訪日により、両国の友好親善関係がさらに発展することを願っています」と述べられると、大統領は「重要な年に訪日し、両陛下にお目にかかれたことを大変うれしく思います」と応じました。

陛下 平成19年モンゴルご訪問
陛下は平成19(2007)年7月、初めてモンゴルをご訪問。この国最大のお祭り「ナーダム」でモンゴル相撲や競馬を観戦したほか、草原でホーストレッキングを体験するなど、自然と文化を楽しまれました。

陛下は、モンゴル訪問について「大変温かく迎えていただき、懐かしい思い出となっています」と伝えられたということです。
両陛下 モンゴル国立馬頭琴交響楽団の演奏会へ
この日の夜、両陛下は大統領夫妻と共に、外交関係樹立50周年を記念した「モンゴル国立馬頭琴(ばとうきん)交響楽団」の演奏会を鑑賞されました。

モンゴルの伝統的な弦楽器「馬頭琴」。先端に馬が彫刻され、弦と弓にも馬の毛が使われています。この日は、大草原を馬が駆ける姿を表現した曲「モンゴルのメロディー」などが披露され、両陛下は馬頭琴の調べを楽しまれていました。

陛下はモンゴル訪問時 楽団とご共演
陛下はモンゴルを訪問した際、この楽団と共演しビオラでサンサーンスの「白鳥」を演奏されました。

今回の演奏会終了後、楽団員と再会された陛下。
当時の写真を見ながら「とても懐かしい」と話されていたということです。

(「皇室ご一家」12月18日放送)