岐阜県山県市に、雨の日でも利用できるドッグランが誕生した。オーナーが“困っていることを解決できるようなドッグラン”を意識した、こだわりのドッグランとなっている。
スマホチェックインで夜10時まで営業…コストカットで料金も割安に
東海環状自動車道の山県インターから車で5分、岐阜県山県市に11月にオープンした「ドッグランフィールド KkK(トリプルケー)」。
この記事の画像(10枚)そのコンセプトは…。
オーナー:
雨の日や真夏とかは(外で)全く遊べない状況が、今までずっと続いていましたので。いろんなドッグランさんに行って「こういう所ができたらな」と常に思っていました
オーナーの高瀬卓也さんも犬を飼っていて、自分や愛犬家仲間が困っていることを解決できるようなドッグランを意識したという。
こだわったのは、約370平方メートルの大型屋根がついた人工芝エリア。
年間約3割にもなる雨の日、そして真夏にはアスファルトでやけどをしてしまう犬もいるそうだが、ここなら1年を通して遊べる。
また、500平方メートルの敷地に広がる天然芝エリアもある。
利用客A:
(夏は)日が出ている時はお外に出られない。今はここに来られる
利用客B:
人もうれしいし、犬もうれしい
そして一番のポイントは現地の手続き。スマホでチェックインするだけだ。
飼い主や犬のデータはWEBで事前に登録する形とし、安全性が向上した。
オーナー:
平日の昼間や夜間にできるだけオープンさせようとすると、無人化が必須かなという中で、今回はスマートロックを選ばさせていただきました
利用客C:
すごくいいシステムかなと思います。セキュリティーがしっかりしているので、安心して利用できる
無人営業が可能になり、人件費をカット。利用料金は880円からと一般的な所より2割ほど安く、さらに夜の10時までの営業を可能にした。
また、希望が多かったゴミ箱や業務用のドライヤーも設置。かゆい所に手が届いている。
オーナー:
近所の散歩の代わりであったりとか、ワンちゃんが日々遊べるような、気楽に来られるような場所にしたい
車は、スーパー併設の大型駐車場が無料で使え、遠方の人でも利用できる。
(東海テレビ)