金沢港で水揚げされた旬のコウバコガニ(メスのズワイガニ)を使って金沢市内の老舗すし店が期間限定でコース料理を提供した。一体どんな料理なのだろうか。
老舗すし店が提供する特大のコウバコガニ
秋末アナウンサー:
今しか味わえないお得なキャンペーンが大人気と聞きつけ、お寿司屋さんにやってきました!お寿司とカニの組み合わせ、期待しかわきません!

やってきたのは金沢市東山にある鮨処(すしどころ)たかしま。

1964年創業の歴史ある店で腕をふるうのは、大将の高嶋啓(たかしまはじめ)さんだ。

鮨処たかしま大将 高嶋啓さん:
これがきょうお出しする香箱ガニです。
秋末アナウンサー:
立派ですね!大きいですね!

金沢市内5つの人気寿司店が参加した今回のキャンペーン。提供されるのはメスのズワイガニ、香箱ガニ。しかも、金沢港で水揚げされ、甲羅の幅が8.2センチ以上という規格をクリアした特大サイズの金沢香箱だ。(※仕入れ状況でカニが異なる場合有)

秋末アナウンサー:
金沢香箱って普通のコウバコガニと違うのですか?
高嶋さん:
サイズ的に大きくないとこの名前は付けてもらえないので貴重です。甲羅の幅が大きい分、たっぷりと詰まった内子や外子を味わうことができます。

すし店が提供する城のような握り寿司
さらに…
高嶋さん:
こちらがカニの握りです。
秋末アナウンサー:
贅沢ですね。お城みたいです!

コース料理なので、もちろんお寿司も提供される。こちらはこの店オリジナルの外子・内子・身をシャリの上に積み上げたこの時期だけの逸品だ。

秋末アナウンサー:
あ~何とも贅沢な一口。この一口に身も内子も外子、全ての味が飛び込んできます。

提供される料理は店によって様々。その店、自慢のカニ料理を楽しむことができる。
高嶋さん:
コウバコは11月から12月の終わりまで2カ月しか味わえないので、ぜひおいしい香箱を食べてもらいたいです。

金沢市内の5つの寿司店で展開したこのキャンペーン。キャンペーンは終わってしまったが、12月の終わりまで堪能できる、石川自慢のコウバコガニを味わってみてはいカニ?
(石川テレビ)