旧統一教会との接点など、新たな疑惑が浮上している秋葉復興相は、27日に予定していた福島県への視察を取りやめたことについて「国会で色々な質問が集中したので、丁寧に説明をさせて頂く必要があると考え、日程の変更をお願いした」と説明した。

秋葉復興相は28日の衆院予算委員会で、週末に予定されていた福島県への視察を取りやめた理由について問われたのに対し、「国会で色々な質問が集中したことから、国会での審議で丁寧に説明させて頂く必要があると考え、日程の変更をお願いした」と答えた。取りやめた視察については12月中旬に行う方向で調整していることも明らかにした。

秋葉復興相を巡っては、「政治とカネ」の問題や旧統一教会との接点など、新たな疑惑が浮上していて、野党が追及を強めている。

また岸田首相は、秋葉復興相が被災地視察を取りやめたことについて「大臣としてまず復興大臣としての職務をしっかり果たす。あわせて国会に対しての説明責任を果たすのも、大臣として大事な職責だと思う」と述べた。