島根県と鳥取県で6日午前10時18分ごろ、震度5強を観測する地震が発生、その後も震度5弱や震度4の揺れを観測する地震が相次いだ。
また、この地震で鳥取県西部に長周期地震動で最も高い階級の4が発表された。

「立っていることができない」などの状態

ガタガタ音を立てながら、左右に大きく揺れる情報カメラ。

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これは島根・松江市の地震が発生した瞬間の映像。
なかなか収まらない大きな揺れ…。情報カメラは、30秒以上にわたって揺れ続ける状況を捉えていた。

鳥取県と島根県で、最大震度5強を観測する地震が発生したのは午前10時18分ごろ。

TSK坂西美香アナウンサー:
午前10時20分です。先ほど強い揺れを松江市で観測しました。非常に大きな揺れで立っているのが少し難しいくらいの揺れでした。

その後も鳥取県や島根県では、震度5弱や震度4の揺れを観測する地震が相次いで発生。

運転中の島根原子力発電所2号機の異常は確認されていない。原発周辺の放射線量の値にも、変化は見られないという。

気象庁は正午前、緊急の記者会見を開いた。

気象庁・海老田綾貴 地震津波監視課長:
鳥取県西部で長周期地震動階級4を観測しています。

階級4は「立っていることができない」などの状態を示している。

長周期地震動は、揺れの時間を示す「周期」が長い大きな揺れのこと。高層ビルの上層階では、家具が倒れたり、動いたりする危険がある。
この長周期地震動は、島根県東部でも階級2を観測した。

「地鳴りがした感じ」

被害の状況が、少しずつ明らかになってきた。

松江市内にある空きビルの外壁は剥がれ、ガレキが道路に散乱している。
崩落の瞬間を目撃したという女性は…。

崩落の瞬間を目撃した女性:
もうとにかく1回目の揺れで、上からバサッと一気に落ちてきた感じですね。なんかちょっと地鳴りがした感じがして、怖く感じました。

松江市内にあるスーパーマーケットでは、陳列されていた商品のほとんどが地震の揺れで倒れてしまっていた。

店員:
すごかったですね。もうなんかドンみたいな揺れが。酒がババババババって倒れて。もう足の踏み場がないくらい瓶が倒れて。本当に怖かったですね。

これは、地震発生直後の様子。
松江市内の小学校の校庭には、避難した人たちが身を寄せ合っていた。

避難してきた女性:
松江駅の中にいたんですけど、揺れがすごくて立っているのも怖くなりました。まずどこに逃げようっていうのが一番で、まだ足が揺れている感覚が残っていて怖いです。

松江市消防本部によると、大きな揺れで数人が転倒してケガをしたという。いずれも軽傷とみられている。

鳥取県などは災害対策本部を設置するなどして、被害状況の把握を急いでいる。

この地震による津波の心配はないが、気象庁は今後1週間程度、最大震度5強程度の地震や、さらに強い揺れの地震が発生する恐れがあり、注意を呼びかけている。
(「イット!」 1月6日放送より)