2020年から始まった小学校でのプログラミング教育。その内容には、地域格差があると指摘する声もある。広島県江田島市では、東京から移転してきたIT企業の社員が低学年の児童にプログラミングのコツを教える授業が行われている。

先生は東京から来たIT企業の社員

江田島市の小学校。黒板には3時間目に「さんすう」の横に「プログラミング」の文字が。

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しかし、授業が始まると2年生の6人は立ち上がり廊下に並んで一列に歩き出した。

一人1台もっている学習用端末を手にたどり着いたのは古民家を改修した複合施設。
ここで2年生にとっては初めての出前授業が行われた。

講師を務めたのは東京から江田島市に本社機能の一部を移し、これまでも学校の先生向けの講習などを行ってきたバレットグループの社員。

今回は、45分の授業を2回行う計画でプログラミングについての説明やゲームを作る体験が用意された。

小学2年生へのプログラミング授業
小学2年生へのプログラミング授業

COCODEMO江田島ラボ・川森聖也 ラボ長:
この猫を動かせるようにしていきます。矢印押したら上下に動くようにするのでちょっと難しくなります

小学2年生:
イベントでもう1回やる。あれ何か違う?スペース…下…あ!コツつかんだわ!

児童らは徐々に入力のし方を学んでいく。

小学2年生A:
自分のオリジナルをつくれたりしたので楽しかった

小学2年生B:
Q:プログラミングって聞いたことあった?
聞いたことない
Q:きょう初めて授業受けて
楽しかった

授業を通してつながりが生まれる

小学校側は身近にある様々なものにプログラミングが関わっているということを知ることが低学年での学習だと位置づけており、その先にはプログラミングを通して筋道を立てて論理的にものを考え、問題を解決する力を養うという目的がある。今回の特別授業の実現について学校は…

切串小学校・竹本泰隆 校長:
やはりどうやって進めていけばいいかという難しさもあるし、悩んでいる先生方もおられるのでこういう風に地元におられる専門家とか今回のことでつながりができたらいいなと思っている

人口減少対策に取り組む江田島市は、移住者を受け入れることで、地域の活性化を図る取り組みを展開中で、今回プログラミングの授業をしたIT企業も本社の一部を東京から移転してきた。このように移住者と地元の人が交わることで、地域活性化に相乗効果が生まれている。

(テレビ新広島)