シカやイノシシなどの狩猟が15日から解禁となり、京都府福知山市でも猟師たちが銃を手に山に入った。

■誤って撃たれ死亡する事故も そこで…

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 午前10時、福知山市では8人の猟師がライフル銃を手に集まった。

猟友会メンバー:
銃を構えて確認するのではなしに、シカかイノシシか確認をしてから構えて発射をする

 京都府では今年6月、シカなどを駆除していた際に誤って猟友会の男性が撃たれ、死亡する事故も起きており、初日は念入りに安全確認をして山に入った。

■ドローンでシカ・イノシシを追い込む

そして福知山市の猟友会が去年から始めたのがドローンを使った猟だ。

福知山猟友会 下元照男会長:
上空から犬の鳴き声を流すということで「空飛ぶ猟犬」。追い込みをして、ハンターの待っているところで仕留める

  京都府内ではシカやイノシシによる農作物の被害が相次いでいるが、高齢化によって猟師は減ってきており、猟犬の代わりにドローンを使用することで、なるべく体力を使わず、少ない人数での猟が可能になるということだ。

福知山猟友会 下元照男会長:
今日は残念ながら海でいうボウズ(収穫無し)ということですので、これを教訓に次また頑張りたいと思います

 福知山猟友会では来年2、3月ごろまで猟をするということです。

(関西テレビ「報道ランナー」11月15日放送)

関西テレビ
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