2022年9月、ストーカー規制法違反の罪で略式起訴された佐藤耕一 新潟市議会議員。

40代の女性の自宅周辺を4回に渡ってうろついたとされる状況について、10月12日に市議会で説明した。

佐藤市議は「毎日買い物には行っております。その中の4回がそうなったということで、買い物には出かけております」と発言。
買い物の途中に近くを通っただけで、女性に会うためではないとした。

つきまとい、行動監視…被害女性が訴え
しかし、被害に遭ったという女性は「“つきまとい”という行為以外に、たくさんの嫌がらせを受けていた」と話す。
自分の行動が監視されるなど、嫌がらせは約2年間続いたという。

それらが佐藤市議によるものと気づいたのは2021年6月、車の中であるものを発見したという。

車の中に位置情報を知るためのGPS装置が仕掛けられて、佐藤市議が雇った探偵に監視されていたことが分かったという。

女性は「一番あり得ないと思っていた人だった」と語る。
女性とは、あいさつを交わす程度の関係だったという佐藤市議。今回の起訴については、すでに罰金を支払ったとした上で「(議員は)続けさせていただきたいという結論でございます」と訴えた。

女性は、2年間の嫌がらせについて、今後損害賠償を求める方針だ。
(「イット!」10月13日放送より)