政府・日銀が実施した円買い介入について、鈴木財務大臣は、午後6時半すぎから記者会見を行い、「為替相場は市場で決定されるのが原則で、過度な変動は見過ごすことが出来ない。こういう観点から為替介入を実施した」と説明した。

また「引き続き為替市場の動向にも高い緊張感をもって注視し、過度な変動に対しては、必要な対応をとりたいと考えている」と述べた。

政府・日銀は急激に加速した円安に歯止めをかけるため、きょう、為替介入を行った。円買いドル売りの介入は1998年6月以来、およそ24年ぶり。

きょうの東京外国為替市場の円相場は、日銀が大規模な金融緩和の継続を決定したことを受けて、一時145円台後半まで値下がりしたが、為替介入を受け、140円台後半まで円高が進む場面もあった。