イギリスのエリザベス女王が亡くなった。
96歳だった。
イギリス王室は、8日、エリザベス女王が亡くなったと発表した。
女王は2021年から、歩行の際につえを使って歩くようになったほか、最近は公式行事を欠席するなど体調の悪化が報じられていた。
2022年2月には新型コロナウイルスに感染。
6月に行われた在位70年、プラチナ・ジュビリーの祝賀行事では、これまでのようにパレードに参加することはなかった。
それでも終了後にはバルコニーに家族とともに姿を現し、人々の祝福に応えていた。
また、9月6日のトラス氏の首相任命は女王の体調を考慮して、静養先のイギリス北部スコットランドにあるバルモラル城で行われた。
2021年には、70年以上連れ添った夫フィリップ殿下も99歳で亡くなってる。
女王は1952年に即位し、ダイアナ元妃の死去の際には王室の体質を批判されることもあったが、近年は国民の間でも高い人気を誇った。
女王の逝去を受けて、長男のチャールズ皇太子が国王に即位することになる。