
「謎のエビフライがある」「エビフライにしか見えない」
黄色のボディーにオレンジの尻尾…
8月に入ってから、全国各地で次々と目撃情報が相次ぎ、大きな話題になっている“エビフライ”そっくりの遊具。

実は、約20年前から全国の公園などに設置されているのですが、この遊具を製作するメーカーが8月10日、「エビフライ遊具のある場所」をまとめた地図を作成したことで、改めて話題になっています。
めざまし8は、話題の“エビフライ”を求めて追跡取材を決行!

エビフライマップを片手に取材を進めると、都内の公園でその姿を捉えることに成功しました。

滑り台などに周りを囲まれ、悠然とたたずむ1台のエビフライ遊具…
遊んでいる子供たちに話を聞くと「揺れるから楽しい!」「エビフライに足が付いてるような形に見える」と大人気。

企業直撃で判明 “驚愕の事実”とは?
しかし、なぜエビフライそっくりの遊具をつくるに至ったのでしょうか?
製作した株式会社コトブキのマーケティング本部マーケティングコミュニケーション課・山口佳美さんにお話を伺うと、驚きの事実が判明しました。
株式会社コトブキ・山口さん:
開発意図としては、子供たちの想像力を働かせる遊具っていうことで、ちょっと不思議な見た目をしています。持ち手部分は羽の形になっておりまして…

「持ち手は “羽” の形」
持ち手部分が、羽?ここで不思議に思っためざまし8取材班が、こんな質問を投げかけます。
Q.この遊具のモチーフは?
株式会社コトブキ・山口さん:
“ハチ”になります

そう、なんとこの遊具の本来の名前は、“エビフライ”ではなく「ハニー」。ミツバチをイメージして作られたというのです。
「ハニー」は2003年にグッドデザイン賞を受賞、同じシリーズには、カブトムシやチョウチョなど、昆虫をモチーフにした遊具もあるということです。

“形”の魔力か…とある“市”にエビフライ集中設置の謎

めざまし8の取材班がエビフライマップを見ていると、もうひとつの“謎”が…
なんとこの遊具、なぜか「名古屋市」に集まっていたのです。その密集率は全国でもトップクラスで111台!
山口さんに、その理由を聞いてみると…
株式会社コトブキ・山口さん:
これ“謎”ですよね。これはあの、社内でも謎です。
ただ、多分、結構、名古屋にいる方々が「エビフリャー、エビフリャー」って言い始めたのが始まりだったのかなっていう
メーカーも“謎”というこの現象…皆さんにはこの謎が解けますか?
(めざまし8 「#NewsTag」より8月23日放送)