新潟市中央区の万代エリアは、デパートや映画館にホテルなどが建ち並ぶ新潟の中心地。しかし、一歩足を踏み入れると、あちこちに小さな路地がある。そんな路地裏にあるのが、2022年で創業90年になる銭湯「朝日湯」だ。
新潟のアイドル・Alice&Rabbitsの諸星亜佐美さんが、朝日湯の魅力をお伝えする。
レトロな雑貨が並ぶ 路地裏の銭湯
新潟駅から徒歩圏内にある銭湯「朝日湯」。賑わう万代エリアにあるとは思えないほどノスタルジックな外観だ。

諸星亜佐美さん:
店内はレトロで可愛いです。くつろげそうな雰囲気

壁際にはレトロな電化製品やおもちゃが所狭しと飾ってあるほか、マンガ本も山積みだ。

朝日湯 早川一美さん:
子どもの頃は欲しいものが買えない時があって、大人になって買えるようになり、たくさん買ってしまった。自分で楽しむだけじゃもったいないと思ってここに飾っている

雄大な富士山の壁画 3種類のお風呂の特徴は
高い天井と大きな窓が解放感を感じさせるお風呂だが、まず目に入るのが富士山の壁画。

これは、2018年に銭湯絵師の丸山清人さんが描いたもの。圧巻の壁画を眺めながらお風呂に入るのも銭湯の醍醐味だ。
朝日湯には3つの異なるお風呂があり、自分の好みで入れる。諸橋さんが最初に入ったのは「あつい湯」。
諸星亜佐美さん:
「あつい湯」と書いてありますが、心地よい熱さでとっても気持ちいいです
お湯の温度は約42℃。この絶妙な湯加減が常連客の好みだという。

次は、天然ラジウム鉱石を使用した「ミネラル温浴」。
諸星 亜佐美さん:
天然の鉱石があります。このパワーで美肌になれるような気がします
このお湯は美容と健康に良いとされているほか、湯冷めしにくいんだとか。

最後は「ミクロン気泡風呂」。きめ細かい気泡で、やさしいお湯の感触になるそうだ。

朝日湯の入浴料は大人400円、小学生150円、幼児70円。毎週土曜日には、ハーブや漢方などが入れられた薬湯にもつかれる。
万代エリアで映画や買い物を楽しんだついでに、ほっと一息つける朝日湯で日頃の疲れを癒してみてはいかがだろうか。
(NST新潟総合テレビ)