私がお伝えしたいのは「日本の食パンが海外逆進出」です。
高級食パンが売りの「銀座に志かわ」がパン食文化の本場、アメリカ・ロサンゼルスに進出しました。
高級食パンブームで、日本国内に競合店がひしめく中での本場への殴り込み。勝算はあるのか?
ポイントはこちら。
「アメリカ人もビックリ!耳まで柔らかい日本のパンはもはや和食?」注目です!
【注目ポイント・記者解説】
日本国内の食パン専門店はコロナ禍によって他業種からの参入も増え現在レッドオーシャン化しています。
富士経済のデータでは2023年までは食パン専門店の市場規模は拡大するもののその波も緩やかになっていて、2024年以降は縮小すると予測しています。
店舗数も2023年以降は縮小予想となっていて「銀座に志かわ」は2018年から次々に店を出店し現在120店舗以上を構えますが、今年に入ってからは8店舗のみの出店となりました。
その中、注目されるのが海外への出店です。
「銀座に志かわ」は2022年7月にアメリカ・ロサンゼルスに店をオープンし海外初出店を果たしました。
分厚くても生でパンの耳までたべられるほど柔らかい食感が現地では好評ということで寿司やラーメンなどに加え、和食の1つとして日本の食パンを広めたいとしています。
今後はパンの文化が根付くフランスなどへの展開も視野に入れているということです。
(フジテレビ経済部 麻生小百合)