ミャンマーで拘束された日本人男性が政治犯などを収容する刑務所に移送された。
ドキュメンタリー作家の久保田徹さんは、7月30日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで抗議デモを撮影中に拘束され、国家の治安を乱す扇動などを罰する法律などで訴追された。
関係者によると久保田さんは4日、多くの政治犯などを収容するインセイン刑務所に移送されたという。

2021年4月、インセイン刑務所に収容され、その後解放されたフリージャーナリストの北角裕樹さんは、「収容されている人の中には、食事を数日与えられなかったり、命に関わる拷問を受けたという人もいた」「私自身は暴力を受けなかったが、取り調べに応じないと取調官が激高し、机を叩かれることもあった」と明かしている。
(写真:久保田徹さんのHPより)