アメリカのブリンケン国務長官はロシアのラブロフ外相と近く電話会談を行うと発表しました。
両外相の会談はロシアによるウクライナへの軍事侵攻後、初めてとなります。
この記事の画像(3枚)ブリンケン長官は7月27日「近日中にロシアのラブロフ外相と、軍事侵攻以来、初めて話をする予定だ」と話し、会談ではロシアとウクライナが合意した、ウクライナからの穀物の海上輸送の再開などが議題になると述べ、「合意が実行されているか見守っている」と強調しました。
また、ロシアに拘束されているアメリカの女子プロバスケットボール選手らの解放についても取り上げるとしています。
米ロ外相の会談が実現すれば、2月のロシアによる軍事侵攻以来初めてとなります。
一方、ブリンケン氏はロシアがウクライナの支配地域を併合する動きを強めているとして、「領土を力づくで併合することは国連憲章の重大な違反だ」と批判しました。