東京都は、新型コロナウイルス患者に対応する病床の使用率が、きょう時点で、50.5%になったと発表した。確保見込みのある病床7046床のうち、すでに3555人が治療を受けているという。病床使用率が、50%を超えるのは、3月3日以来、およそ4月半ぶり。

また、オミクロン株の特性を踏まえた重症者に対応する病床の使用率は20.5%となっている(病床数420床に対して重症者86人)。

現在、東京都では、医療提供体制の警戒度が、4段階のうち、最も深刻なレベルの「赤」まで引き上げられている。病床使用率が50%を上回ったことで、「発熱外来」を含めた外来診療だけではなく、入院患者の受け入れについても、ひっ迫している現状が鮮明となった。

一方、日本医師機会は、きょう午後の定例会見で、医療提供体制の現状について言及。その中で、「全国的に、外来部門における医療提供にひっ迫感がある」とする一方で、コロナ入院患者に対応する病床使用率については、「一部の県で高まっている」ものの、ひっ迫していない地域もあるとの認識を示した。